こんにちは、世田谷区桜丘の料理教室、ミルポアです。
筋肉質で味の濃い鶏もも肉は、塩でソテーするだけで十分美味しいですね。
そんなもも肉をより美味しく食べるために私が欠かさない下処理、それは脂を取り除くこと、塩を振ることの2つです。
胸肉やささ身と違い、もも肉には脂が結構乗っています。
焼いてもブヨブヨと残る黄色い脂、アレです。
脂っぽさもそうですが食感を損ねるため、大キライ。
脂がのっている場所は、ブランド肉、ブロイラー肉いずれも共通。
開いたときの両脇、中心の血管(?)に沿った箇所、上部の肉が入り組んだ箇所の4箇所です(両脇はそれぞれ1箇所とカウント)。
一、二、三、四と数えながら、脂を取り除いていきます。
小回りの効くペティナイフがやりやすいです。
最初は時間がかかってしまうかもしれませんが、そのうち慣れてきます。
すべての脂肪をきれいに取り除こうとするときりがなく、時間をかければそれだけ肉が温かくなってしまうので、あまり根を詰めないことです。
例えば1枚5分以内と割り切って、それ以上は目を瞑る笑
主要な脂を取り除くだけで、もも肉がグンと美味しくなると思います。
2つ目の下処理は、塩振り。
鶏肉は水分を多く含む肉なので、軽く塩を振って冷蔵庫に一晩おくだけで、びっくりするほど水分が抜けてきます。
余分な水分が抜けることにより味が凝縮し、日持ちもするようになる、あの独特の鶏肉の臭みもしないため、いいことづくめ、オススメです。
もも肉の脂取り、ビフォーアフター。あれっそんなに変わらない汗?