こんにちは、世田谷区の料理教室ミルポアです。
六月の暑さを考えると七月に入ってからの30°前後は許容範囲というか、涼しく感じるくらいです。
それでもキッチンでガスを使うと一気に汗が吹き出します。
私のキッチンは大きな窓から西日が真っ直ぐ入り込むので、キッチンで仕事できるのはお昼過ぎまで。
それ以降はシェードを下ろしていてもジリジリ焼かれる感じです。
しばらく暑い日が続くでしょうから、なるべく火を使いたくない、使うにしろ短時間でぱぱっと終わらせた。
できれば一度に何品も作ってしまい、それで数日は生き延びたい。
食材も使い切り、無駄なく効率良くキッチンワークを回したい。
どの季節より今、切実にそう思うのは私だけではないはずですよね。
八月のレッスンではそんな自分の欲望に忠実な、「短時間、一度で何度も美味しいレシピ」集をご紹介します。
今回主役となる食材は鶏の胸肉。
胸肉を使って3段活用、3つの別レシピをご紹介します。
それぞれ食べ方やソース、合わせる野菜等でメインにも副菜にもスープにも。
アレンジ自在、数日間飽きずに楽しめる、まさしく神食材!
・鶏胸肉のソテー トマトのさっぱりソース
・鶏スープ
・胸肉とゴーヤのサラダ
・クリーミーパンプキン
・ナスと茗荷の和風マリネ
・おまけの明太パスタ
鶏胸肉のソテー トマトのさっぱりソース
一見、いや何度見ても洋風なのですが、ソースには和の要素も入っているので、献立を選ばずにメインを張らせていただけます。
皮目の香ばしさは火でないと出せないので、ガス(IH OK)を使います。
焼き時間を極力抑えるためのちょっとした工夫を施し、普通に焼く場合の目安半分の時間でしょうか、それでも皮目パリッと身はふんわりジューシーに焼き上げます。
胸肉は食べ応えもありますし、何よりジューシーに焼けた時のこの繊細な肉の旨みが堪りません。
パサパサ、ボソボソの胸肉は、食感も悪く旨みが逃げてしまった状態です。
知ってしまえばなんて事のない小さなコツではありますが、胸肉の水分を極力残す火入れに要注目です。
冷めても美味しく、翌日以降は薄くスライスしてパンに挟んだり、ほぐしてサラダにしたり、応用が効くのもまた嬉しい。
鶏のワカメスープ
具材はワカメじゃなくてもよかったのですが、塩蔵にしろ乾燥にしろ、スープの具材として扱いがラクなので。
ベースが鶏スープなので、これこそ具材や浮き身を何にするかで具沢山の主役スープから温めるだけの具なしスープまで、献立に簡単にスープを取り入れられます。
にゅうめんみたいに、温かくして麺類のスープにもいいですね。
味も基本の塩味から、ナンプラーを足してエスニック風に、オイスターソースや醤油を入れて中華風に、献立に合わせて変幻自在です。
鶏スープ、いろんな意味で最強。
鶏胸肉とゴーヤのサラダ
ほぐした胸肉と野菜を合わせたサラダです。
下味をつけた胸肉はそこそこ保存も効きますし、こちらも何にでも使えるので常備しておくと重宝します。
おすすめはサラダうどんとかラーメン、冷やし中華へのトッピングでしょうか。
野菜を変えたり味付けを変えたり、とにかく便利です。
クリーミーパンプキン
デザートにしてもいいくらいな、甘いパンプキンサラダ。
肉を焼いている間に、電子レンジにかけて混ぜるだけ。
これは息子に大好評でした。
ナスと茗荷の和風マリネ
夏の代表野菜、相性の良い野菜の組み合わせです。
今「無限なんちゃら」が流行ってますが、イメージとしてはそんな感じ、無限に食べ進められてしまう。
作るのはあっという間ですが、これはキンキンに冷やして食べるのがおすすめです。
そして茄子と同量くらいの茗荷を入れるのがおすすめ、というか茗荷をメインにしてもいいくらい。
ちょっと濃いめの味付けなのでご飯にも合いますし、素麺の具材にもぴったりです。
夏野菜代表の茄子、いっぱい食べましょう。
明太パスタは我が家では定番、息子の一番好きなパスタでもあります。
今までレッスンで紹介したことがなかったのは、何の捻りもなく簡単すぎるから。
何度か生徒さんにリクエストいただいていたのですが、そんなわけでなかなか機会がなく、今回おまけレシピとしてご紹介しますね。
メインとなる胸肉で何パターンか作り置きできるので、献立に困らない、時短で食事の用意ができる、栄養バランスもバッチリ。
夏を元気に乗り切るレッスンです。
八月もお待ちしております!
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