こんにちは、世田谷区桜丘の料理教室、ミルポアです。
3月のレッスンでは、旬のウドを使ったパスタをご紹介しています。
ウドには山うどと軟白ウドがあり、スーパーでよく見るのは軟白ウド。
光が当たらないよう暗所で栽培されるため、白く育ちます。
ホワイトアスパラガスと同じですね。
軟白ウドは山ウドに比べるとアクはそれほど強くなく、独特の香りとシャキシャキとした食感が特徴。
生で食べる場合は皮を厚めに剥き、アクで茶色く変色しないよう酢水につけます。
穂先や一番下の節はアクが強く、生食には向かないでしょう。
では食べられないのかと言うと、いやいや食べられます。
ウドは捨てる部分がないと言われているくらい、皮を含めて全身(?)食べられます。
一般にアクの強いものは油との相性が良いです。
ウドの穂先、こごみやふきのとうが春先の天婦羅の定番なのも頷けますね。
家庭では、ウド1本買って穂先だけ天婦羅にするのも非効率なので、きんぴらや味噌炒めがオススメです。
厚めに剥いた皮は千切りしてきんぴら、穂先や一番下の節、枝分かれした細い部分はまとめて細かくカットして味噌炒め、が我が家の定番です。
レッスンのパスタは、皮を剥いた後の柔らかい部分を使います。
火が入りすぎると食感が損なわれるため、オイルで軽く火を通したものをパスタやアサリと合わせます。