こんにちは、世田谷区の料理教室ミルポアです。
そろそろイチゴも名残の季節に差し掛かり、この頃はイチゴジャムを作っておかなくちゃ!
と少し焦りを覚える季節でもあります。
完熟で手頃な値段のイチゴを品種は問わず購入。
よく洗ってヘタを取り除き、ザルで軽く水切りしたらイチゴの3割程度の砂糖と一緒に鍋に入れて焼く混ぜ合わせます。
2〜3時間放置しておくとイチゴからたっぷり水分が上がってくるので、中火にかけて。
夜セットして朝仕込むのでもOK。
(うちでは砂糖は甜菜糖を使っていますが、
お菓子作りには甜菜糖のグラニュー糖や上白糖を使い
茶色い色がつかないようにしています。)
ジャムは吹きこぼれやすいので、大きめの鍋で炊くのがいいと思います。
私は全体量が鍋の半分程度を目安にしています。
ジャム作りの鍋は琺瑯と言われますが、うちではステンレス鍋で作ってます。
琺瑯鍋がないから・・・
火加減は強気の中火。
吹きこぼれそうになるたびに火から外して落ち着かせ、また火にかける。
ある程度煮詰めると吹いてこなくなります。
とろみがついてきたらレモン汁を絞って火を落とし、熱いうちに瓶に詰めましょう。
もちろん瓶は消毒済みのものを。
うちでは洗って乾かした瓶に食品用アルコールスプレーをかけて消毒しています。
そうそう、アクですが、すくってもすくっても出てくるのでキリがない・・・
私は炊き上がりに残ったアクを丁寧に取り除くようにしています。
仕上がりのレモン汁は綺麗な発色のため。
とろみが足りない場合はペクチンを加えますが、家庭で作るものですし、多少ゆるくてもいいかなーと思ってます。
毎回仕上がりの色やとろみが違うのも、面白くていいじゃないですか。
トップの写真は小ぶりのあまおうだったので、潰さずに形を残して炊き上げました。
仕上げにはGABANバジルを振って、バルジ風味のイチゴジャムです。
毎朝のヨーグルトにイチゴジャム。
これは自宅用。
奥のジャムの方が色が綺麗にできてる。