こんにちは、世田谷区の料理教室、ミルポアです。
お店に立派な梅が並び始め、いよいよ梅仕事のシーズンがやってきました。
毎年隣家の南高梅を採らせてもらっていたのですが、年末に引っ越し、年明けには更地になってしまい、梅の木も切られてしまいました涙。
すごーくいい状態の梅で、窓から梅の成長を見守るのがこの時期の日課だったので、残念。
今年はどこから仕入れようかと思ってましたが、OKストアで売っている梅が大きく傷なしでとてもいいので、こちらを使ってます。
7割くらい黄色くなっているため、1日くらい追熟させれば十分。
余談になってしまうけれど、青梅を追熟させるのは結構難しい。
ざるにあげて放置しておくと、追熟の前に梅の水分が抜けてシワが寄ってしまう。
ビニールに入れて冷蔵庫で追熟というやり方もあるようで、やってみたけれどいつまでも青いまま。
段ボールに入れておけばいいのかな?
今までは生成りの梅の状態をみて収穫に出ていたので、追熟とか考えたことなかった。
どなたかいいやり方をご存知でしたら、伝授してくださいませ。
ということで、追熟の心配がない7割熟の梅が手に入るのは、ありがたい。
本当に傷なし、大きさも申し分ないので、本当はジャムを作りたいのにもったいなくて。
上の写真は別のスーパーで買った小ぶりの南高梅で作ったジャムです。 (黄色いのが梅ジャム、赤いのはプラムジャム)
ジャムには大きさも傷も関係なく、できるだけ熟した梅を使ってます。
青梅でもジャムは作れますが、私は黄色く熟した梅で作る梅ジャムが好き。
色がとっても綺麗に仕上がるから。
青梅は青梅で酸味、フレッシュ感溢れるジャムが作れるのでありだと思います。
作り方は簡単、洗ってヘタ取りした梅を一旦茹でこぼし、種を取り除いてお砂糖と一緒に煮詰めるだけ。
梅にはジャムに欠かせないペクチンが多く含まれているので、顆粒ペクチン(と言うの?市販のペクチン)を加えなくても、ちゃんとジャム化します。
お砂糖はお好みの分量で。
私は1年持たせるので、梅と同じくらいの分量のお砂糖を入れてしまいます。
梅の重量の8割くらいでもいいかも。
煮詰める際には、梅からも砂糖からも白いアクが出るので、これを取り除きながら煮詰めます。
冷めると硬くなるので、好みの硬さのちょっと手前で火を落としましょう。
分からなければ、氷水を用意し、ちょっとスプーンですくって氷水で冷やすとわかりやすいかも。
あとは清潔なビンに詰めて出来上がり。
砂糖は沸点が高いので、火傷しないように注意してください。
我が家はジャム消費量が少ないため、まだ去年の梅ジャムが残ってます笑。
息子も私もこの梅ジャムが一番好きなので、今年も作りますが。