こんばんは、世田谷区桜丘の料理教室、ミルポアです。
今日はオイルベースで作るケーキの立ち上げ方についてご紹介したいと思います。
トップの写真はケークサレ、塩味のケーキです。
お惣菜パンのイメージでしょうか笑
オイルベースのケーキにありがちな失敗例としては、生地が立ち上がらない、べたっとした仕上がりになる等。
ところが入れるものを工夫するだけで、ふんわりとした食感のケーキに仕上げることができるのです。
秘密の食材は、重曹(ベーキングソーダ)とヨーグルト。
重曹は弱アルカリ性。
これが酸性のヨーグルトと融合すると発泡し、この勢いで生地が立ち上がるというわけです。
お掃除の際に重曹とクエン酸を使って発泡させ、汚れを浮かせるのと基本的には同じ原理です。
小麦粉やお砂糖、卵等入るので、シュワシュワした泡を目視することはできませんが、生地がふんわり立ち上がるのを見ると、ちゃんと発泡しているのだと思います。
今回ケークサレでのご紹介ですが、もちろん甘いケーキも同じようにつくれます。
この作り方だと、卵を泡立てる必要がないので、とっても楽チンです。
ホットケーキにも応用できます。
ふんわりと焼きあがったホットケーキはさながら座布団のよう笑
冷めてもふんわり感は持続するので、気になる方は騙されたと思って試してみてください。
私が作る際にはプレーンヨーグルトを使いますが、もちろん加糖ヨーグルトでも同じようにふんわりと仕上がります。
残ってしまったヨーグルトパックがあったら、ぜひ試してみてください。
しかしながら、ブルーベリーヨーグルトのように色付きのものを使うと、そのままの色のケーキができてちょっと不気味です汗